
足のむくみは貧血かも!鉄分不足を補う食べ物
貧血は、「頭痛」・「めまい」・「立ちくらみ」だけでなく足のむくみを悪化させます。
体重を増やしたくないからと栄養不足になっていませんか?
偏った食事は「鉄欠乏性貧血」になりやすく、痩せるどころか代謝が悪くなります。
「夕方になると足がパンパンでつらい!」
という人は、食事で鉄分をきちんと摂れているかチェックしてみて!
女性は鉄分不足になりやすい
ダイエットを頑張りすぎて「フラフラ」になった事がある人は要注意!
食事を減らすダイエットは、栄養が不足しがち。
なかでも鉄分は、不足しやすい栄養素のひとつです。
それに、女性は生理がありますよね。
定期的に血液に含まれる鉄分を排出しているので、ダイエットしていなくても不足することがあります。
データによると、
■成人女性の1日の鉄の摂取目安量は12mg
それに対して、
■厚生労働省の平成20年の調査結果では摂取量の平均が7.8mg
目安量よりだいぶ少ない結果になっています。
貧血まで行かなくても、日本人女性の大半が鉄不足になっているようです。
鉄分不足が引き起こすの足のむくみ
血液中の鉄分が不足すると、血流が悪くなり体に必要な酸素や栄養をきちんと運ぶことが出来なくなります。
そして、
「血流が悪い」→「足が冷える」
という流れは、足のむくみの大きな原因に。
いくらむくみ解消のマッサージをしても、肝心の血液に元気がなければ血流は改善されませんよね。
「冷え」
「立ちくらみ」
「疲れやすい」
といった不調を感じていれば、鉄分を摂っているか日頃の食生活をチェックしてみましょう。
「むずむず脚症候群」というのをご存知でしょうか?
夜寝る時、じっと座っている時など、足がむずむずして落ち着かない・・・。
鉄分不足が原因の一つと言われる、れっきとした病気です。
むくみだけでなく、ムズムズがあったら要注意!
不足すると色んな面で不調が出る鉄分不足。
日頃から鉄分を意識した食生活を心掛ける事が大切です。
鉄分を多く含む食材
100g中に鉄分を多く含む食材
■豚レバー ・・・・・・・・13mg
■ごま・・・・・・・・・・・・・ 9.9mg
■鶏レバー ・・・・・・・・・9mg
■カシューナッツ ・・・4.8mg
■納豆・・・・・・・・・・・・・ 3.3mg
■ピスタチオ・・・・・・・ 3.0mg
■アーモンド・・・・・・・ 2.9mg
■牛肉・・・・・・・・・・・・・ 2.8mg
※ 他にも「魚介類」「海藻」「卵」などに鉄分が多く含まれています。
鉄分摂取のポイント
鉄分を効果的に摂取するにはちょっとしたポイントがあります。
食品に含まれる鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があり吸収率が違います。
吸収率が高いのが、肉・魚に含まれる「ヘム鉄」
卵・貝類・野菜に含まれる「非ヘム鉄」は、吸収率が悪く吸収率を良くするにはビタミンCが必要です。
また、
造血作用のあるビタミンB12やB6、葉酸なども一緒に摂らないとせっかくの鉄分が活かされません。
鉄分豊富な食材を意識しながら「魚」・「貝類」・「海藻」・「肉」・「卵」・「野菜」をバランス良く食べるのがおすすめです。
それともうひとつ。
1日鉄分12mgを食材だけで摂るのは、大変という事実!
バランスを考えず1食品で見た場合、レバーなら1日100g近く食べなければいけません。
納豆1パック40gと考えると、鉄分の量はたった1.32mg。
必要量をきちんと摂ろうと思うと結構な量になり、カロリーもバカにできません。
そう考えると、
「そんなに無理!」
となりますよね。
そこで、
食材だけでは難しい場合、サプリやドリンクなど鉄分補給を目的とした機能性食品を活用するのもおすすめです。
痩せようと頑張っているのに、フラフラで痩せるどころかむくんでしまっては逆効果!
美脚を手に入れるためにも、しっかり栄養を摂り鉄分不足にならないよう気を付けましょう。
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